南海高師浜線、工場萌えブームに応えて工場夜景のラッピング電車

SF映画のような幻想的な夜景を楽しめる“工場萌(も)え”の聖地として知られる堺泉北臨海工業地帯(堺市、大阪府高石、泉大津両市)の夜景写真をラッピングした電車が8日から約6カ月間、高石市の南海高師浜線を走ることになった。ラッピング電車は各地で走っているが、イラストを描くことが多く、夜景写真は異例。高石市はまちの活性化につながると期待している。(張英壽)

 南海高師浜線は羽衣−伽羅橋(きゃらばし)−高師浜(いずれも高石市)の3駅約1・5キロを約3分で走る単線。高師浜駅は堺泉北臨海工業地帯のそばに立地。同工業地帯の夜景をめぐるツアーも企画されて人気を集めており、高石市が11月1日に市制施行50周年を迎えることから、南海電鉄と同市が協力して企画した。

 同路線を走る2両編成の電車を計6枚の写真でラッピング。両サイドの窓の下に複数の写真をパノラマのように並べ、正面には、工場夜景のイラストを施した丸いヘッドマークを設置。マークには「走る!工場夜景」と書かれている。工場夜景は阪神高速湾岸線から望むのが最も美しいとされる。

 高師浜線は乗降客は決して多くはない。南海電鉄の平成27年度の1日あたりの乗降客調査では、高師浜線とともに南海本線の急行や準急なども停車する羽衣駅は2万992人と同電鉄100駅の中で15番目だが、伽羅橋駅は1545人で71番目、高師浜駅は1649人で68番目になっている。

 南海電鉄の広報担当者は「乗降客の増加に期待したい」、高石市の担当者は「知名度向上や交流人口の増加につなげたい」としている。

 ラッピング電車は平日は上り(羽衣方面)65本、下り(高師浜方面)66本、土日曜日や祝日は上り62本、下り63本。点検などで別の電車が走ることもある。

 運行期間は約6カ月とし、いつまで運行するか詳しい日程は決まっていない。8日午前10時15分から高師浜駅で出発式がある。

画像出典:instagram (@iwatani_tadahiko)

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iwaさん(@iwatani_tadahiko)が投稿した写真 –

 

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