「逗子ストーカー事件」被害者三好梨絵さんの夫が逗子市を提訴「個人情報が電話一本で漏れてしまった情報管理の甘さ」

神奈川県逗子市で2012年11月に起きたストーカー殺人事件で、殺害された三好梨絵さん(当時33歳)の住所を逗子市職員が漏らしたのはプライバシー侵害にあたるとして、三好さんの夫(46)が25日、同市に1000万円の慰謝料を求める訴訟を横浜地裁横須賀支部に起こした。「個人情報が電話一本で漏れてしまった情報管理の甘さを裁判で問い、被害に遭う人を二度と出さないようにしてほしい」と話している。  訴状などによると、三好さんは元交際相手に自宅で刺殺され、元交際相手は自殺した。事件前日、調査会社の実質的経営者の男=偽計業務妨害罪などで有罪確定=が三好さんの夫を装って市に電話し、市職員から三好さんの住所を聞き出した。  三好さんは11年3月ごろ以降、元交際相手から「殺してやる」などのメールを受け、神奈川県警は同年6月、元交際相手を逮捕した。三好さんは市に同月、ストーカー被害者として住民票情報の閲覧制限などの措置を申し出た。元交際相手は有罪判決を受けたが、12年4月ごろから再び大量のメールが送られるようになっていた。  夫は提訴後に取材に応じ、「役所の情報管理の甘さへの怒りがあった。無念な死に方をしてしまった妻が知ったらすごく悲しむだろうなという思いから、在り方を正してほしいと提訴した」と思いを明かした。  逗子市の平井竜一市長は「訴状の内容を精査した上で、誠実に対応したい」とのコメントを出した。

 

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