【鈴木玲奈・大島祐太】鈴木琉聖ちゃんをコインパーキングに放置し死なす、出頭要請を拒否しホテルへ

 大阪市東住吉区に住民票がある鈴木琉聖(りゅうせい)ちゃん(1)とみられる男児の遺体が車のトランクから見つかった事件で、琉聖ちゃんが実母の鈴木玲奈容疑者(24)=死体遺棄容疑で逮捕=の実家に住んでいた今年3月まで、健康状態に特に問題がなかったことが24日、捜査関係者らへの取材で分かった。

 鈴木容疑者と、ともに逮捕された内縁の夫、大島祐太容疑者(22)は、琉聖ちゃんについて「今年4月、車に放置して戻ってきたら死んでいた」と供述。死後2カ月以上という死亡推定時期と供述に矛盾がなく、死因は低栄養とみられることから、大阪府警は、琉聖ちゃんが実家を離れて間もなく、急激に衰弱して死亡した可能性があるとみて、当時の養育状況などを調べている。

 関係者によると、鈴木容疑者は昨年10月に離婚した後、長女(3)と琉聖ちゃんとともに和歌山県みなべ町の実家で生活。しかし、今年3月下旬に「(大島容疑者に)旅行に連れて行ってもらう」と子供2人を連れて外出し、そのまま実家に戻らなかった。以降、鈴木容疑者から親族には無料通信アプリ「LINE(ライン)」で「心配ない」などと連絡があっただけで、安否を直接確認できる機会はなかったという。

 琉聖ちゃんは昨年12月、同町で受けた10カ月健診で健康上の問題はなく、今年2月の水疱瘡(ぼうそう)の予防接種でも異常はなかった。一方、見つかった遺体は大胸筋の発達が遅れて腹部の脂肪も少なく、低栄養状態で衰弱死したとみられる。

 府警は24日、両容疑者が児童相談所の出頭要求を拒否した21日から宿泊していた大阪市内のホテルを家宅捜索した。府警は児相による自宅への立ち入り調査などを避ける狙いがあったとみている。

 

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