大阪市北区の総合病院「北野病院」でも点滴に穴、産業医科大病院、大阪府立成人病センターに続き

 大阪市北区の総合病院「北野病院」で先月28日と今月1日、点滴の袋に穴が開いているのが見つかった。いずれも投与の前に見つかり、患者への影響はなかった。点滴は普段、外部の人が入れないナースステーションで管理されていた。何者かが意図的に袋を傷付けた可能性もあり、病院は器物損壊の疑いで大阪府警曽根崎署に被害届を出した。

 病院によると、先月28日午後、看護師が7階の産科病棟のナースステーションから病室に点滴を運ぼうとしたところ、輸液が漏れているのに気づいた。袋にはひっかいたような傷があり、輸液が漏れていた。さらに今月1日午前にも、同じ産科病棟で、別の看護師が病室に点滴を運ぶ際に薬液が漏れているのに気づいた。袋を確認すると、中央あたりに小さな穴が開いていた。いずれも患者への投与前だった。

 点滴の成分にはブドウ糖が含まれ、患者の栄養補給に使われるものだった。点滴はナースステーションで保管しており、職員しか立ち入ることができない。

 昨年、病院で穴が開いた点滴の袋が見つかるケースが相次いだ。横浜市の大口病院で9月、点滴を受けた患者2人が中毒死したことが発覚。界面活性剤の成分が検出され、神奈川県警は何者かが点滴に消毒液を混入させたとみて殺人容疑で調べている。大口病院では穴が開いた複数の点滴袋が見つかっている。10〜11月には北九州市の産業医科大病院、大阪市の大阪府立成人病センターでも、穴が開いた点滴袋が相次いで見つかった。

北野病院の周辺地図

〒530-8480 大阪府大阪市北区扇町2丁目2−4−20
http://www.kitano-hp.or.jp/

 

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